Axelar、2021年11月22日に戦略的資金調達を完了

報道によると、クロスチェーン通信ネットワークプロジェクト「Axelar」は、2021年11月22日に戦略的資金調達ラウンドを完了しました。今回の資金調達には、Crypto.com Capital、Morningstar Ventures、Informal Systems、Scytale Digital、ZKValidator、および0xMakiが参加しています。これまでにAxelarは総額1億4,375万米ドルを調達しています。Axelarは、異種ブロックチェーンを接続し、資産流動性およびアプリケーションのコンポーザビリティを実現することでWeb3の相互運用性を強化する分散型クロスチェーン通信ネットワークです。本プロジェクトはネットワーク層とAPI層で構成されており、その中核はパーミッションレスなオーバーレイネットワークであり、プルーフ・オブ・ステークとパーミッションレスプロトコルを活用したチューリング完全なクロスチェーン通信を提供します。注目すべきは、Axelarが過去数年間で著しい成長を遂げている点です。2020年11月にシード資金として375万米ドルを獲得して以来、同プロジェクトは資本市場で継続的に評価を高めています。2022年9月にはネイティブトークン「AXL」が正式に上場し、2023年7月にはテクノロジー大手Microsoftと提携し、ブロックチェーン相互運用ソリューションの共同開発を開始するなど、その技術力と市場影響力を示しています。最新情報によれば、Axelarは2025年11月にマルチチェーンインフラ製品「DAMA 2」のローンチを予定しており、クロスチェーン技術のさらなる進展が期待されています。