2024年、自宅でまだマイニングできる暗号通貨は？

Bitcoinはもう個人PCでは掘れません。でもほかの暗号なら、まだチャンスがあります。

なぜBitcoinはダメになった？

昔はノートパソコンで掘れたんですが、難易度が爆上がり。今はASIC（専用マイニング機）じゃないと採算取れません。でも2024年でも、家庭用GPUで掘れるコインがまだ残ってます。

掘れるコインはこれら

Dogecoin (DOGE)

• 時価総額：218億ドル
• 毎年新コイン追加される設計だから、マイナーにもおいしい
• CPU/GPU両対応。プール参加推奨

Ethereum Classic (ETC)

• 時価総額：43.5億ドル
• Ethereumが2022年にPoSに移行した後、ETHマイニング層がETC掘りに流れ込んだ
• ASIC対応だがデスクトップでも可能

プライバシー系三兄弟

• Monero (XMR)：ASIC耐性設計、家庭用PC向け
• Zcash (ZEC)：Equihashアルゴリズム採用、GPU効率的
• Beam (BEAM)：MimbleWimbleベース、GPU対応

その他GPU対応系

• Ravencoin (RVN)：1分ブロック報酬、資産移動最適化
• Bitcoin Gold (BTG)：2017年フォーク、未だに流動性あり
• Grin (GRIN)：6ヶ月ごとハードフォークでASIC対策
• Vertcoin (VTC)：小規模マイナー推奨、シンプル設計

実際どんくらい稼げるの？

ハードウェアの選択肢

• NVIDIA RTX 3090/3080：600～2000ドル
• ハッシュレート=計算力のこと。高いほどたくさん掘れる
• CPUはMH/s単位、GPUはそれ以上

収益に影響する要素

1. コインの価格変動：ブル相場なら激増、ベア相場でほぼゼロ
2. 電気代：これが最大の障害。米国平均16.11セント/kWh（州で大差あり）
   • 最安：アイダホ 7.99セント
   • 最高：ハワイ 43.18セント
3. ハードウェア効率：GPU選ぶ時点で差がつく

実例：プロマイナーのケース

• Windows 10 × 13台（各8GPU搭載）で運用
• ベア相場：月500ドル程度
• ブル相場：同じリグで月17,000ドル以上に急増
• 1000W消費＝1000Wのヒーター状態、冷却が課題

セットアップの注意点

✓ マザーボード：8GPU以上対応（Z390チップセット推奨） ✓ CPU速度：マイニングはGPU依存だからケチってOK ✓ 冷却：120mmファン搭載オープンフレーム必須 ✓ OS：8GPU超えるならLinux推奨（Windows不安定） ✓ ウォレット：プール参加するなら必須

⚠️ 要注意

「クラウドマイニング」は詐欺ばかりです。自分でセットアップするか、信頼できるプール参加のみ。

WhatToMineサイトで収益シミュレーション可能→自分のGPUスペック入力すればOK。

まとめ：自宅マイニングはまだ生きてる。ただし電気代次第で採算ガラッと変わります。