APYって実は最強の儲け指標？暗号資産で稼ぐなら絶対押さえるべき

暗号資産の世界で「年利が高い」って聞くけど、その数字、本当に信じていいのか？そこで登場するのが**APY（年間利回り）**という概念。ぶっちゃけ、これを理解できるかどうかで、投資の成否が大きく変わる。

APYとAPRは違う生き物

よく混同されるけど、この二つは別物だ。

APRは単純な年利率。100万円を2%で貸したら、年間2万円の利息がもらえる。ただそれだけ。

APYは、そこに複利という魔法が加わる。利息に利息がつく「利息の利息」だ。APRが2%でAPYが3%なら、複利による上乗せで追加1%のリターンが生まれているってわけ。投資期間が長いほど、この効果はでかくなる。

暗号資産のAPYはどこから生まれる？

暗号資産でAPYを狙う方法は主に3つ。

1. レンディング
プラットフォームに資産を預ける。貸し手と借り手がマッチングされて、借り手の利息が貸し手に流れてくる仕組み。

2. イールドファーミング
流動性を提供して、取引手数料や報酬でリターンを得る。高APYが魅力だが、リスクも高い。新しいプロジェクトは特に危険。

3. ステーキング
ブロックチェーンに資産をロックして、ネットワーク運営に参加。報酬がもらえる。特にPoSチェーンは高APYになりやすい。

計算式は簡単だが、落とし穴が多い

APYの計算式は単純：(1 + r/n)^(nt) - 1

でも暗号資産のAPYを信じるなら、市場ボラティリティ、流動性リスク、スマートコントラクトのバグなど、目に見えないリスクも考慮しなきゃダメだ。

高APYはそれだけリスクが高いことの裏返し。特に新興プロトコルは要注意。

結論：APYだけで判断するなよ

APYは投資判断の重要な指標だが、それだけが全てじゃない。市場の不安定性、プラットフォームのセキュリティ、自分のリスク許容度——これら全部を天秤にかけて初めて、本当の判断ができる。

数字に踊らされるな。