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パウエル議長の強気発言が市場を揺さぶる理由

昨夜の下げは必然だった。FRB議長のパウエルが利下げ25bp実施後、12月の追加利下げは「確実ではない」と明言したから。重要なのは「缩表の終了予定」だ。12月1日からQT(量的引き締め)を停止し、再投資に転換する。つまり中央銀行のバランスシートが拡大から維持モードに切り替わる。

市場は敏感に反応した。流動性の伸び率が鈍化するシグナルと受け取ったからだ。ただし注意したいのは「流動性が枯渇する」のではなく「流入ペースが落ちる」という点。ゴールドの暴騰から見ても、現在の市場にはまだ潤沢な資金がいる。

ビットコイン11万ドル近辺での持ち合い局面が続くのは自然な流れ。10月の下げ以来、底堅さは保たれている。ただし2次市場の状況は微妙だ。新規プロジェクトのIEOラッシュが続く一方で、既にいくつかが公開価格割れを起こし始めた。これは危険信号。

市場が一つの領域に資金を集中させ始めたら、その業界の終焉が近い。新規案件の高騰→破発ラッシュは、強気相場が後半戦に入ったことを示唆している。次の上昇機会があれば、ポジションを手放す勇気が必要だ。

結局のところ、現在のボトルネックは「資金不足」ではなく「市場心理」。投資家の手元には資金がある。不足しているのは自信とFOMO。それが変わるまで、基本的には上値トライ→調整の繰り返しが続くだろう。

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