暗号通貨業界で8年、今年で33歳になった。広州の生まれだが、ここ数年はほとんど深圳にいる。今手元には2つの不動産があり、一つは自宅、もう一つは賃貸に出している。それに、ずっと憧れていた車も持っている。誤解しないでほしい、親から何か遺産をもらったわけじゃない。これらはすべて暗号資産市場から少しずつ積み上げてきたものだ。

最初に投資したのは20万円だった。途中、最も厳しかった時には口座残高が4万円台まで落ちたこともあった。その頃は毎朝目覚めるたびに不安でいっぱいで、引退も考えた。でも、私はあえて一見「田舎臭い」方法に固執し、何とか元本を8桁にまで増やした。

印象に残っているのは、ある相場の局面で、たった3ヶ月で資産がほぼ100倍に膨れ上がり、何千万も手にしたことだ。信じられないかもしれないが、これはほぼ3,000日の夜と昼を費やして得た結果だ。

ここで、これから暗号資産を模索している友人たちに向けて、いくつか本音を伝えたい。

**ブルマーケットについて：黄金が溢れていると思わないこと**

多くの人は相場が良くなると、あちこち買い漁るが、結局何も掴めない。私のやり方はシンプルでストレートだ——一つのセクターだけに集中し、上昇局面だけを狙う。例えば、新しいストーリーが出てきたら、その分野のリーダーや追随銘柄を徹底的に研究する。一本に絞るのが肝心で、多くを望まない。

**コイン選びについて：新しいストーリーこそ価値がある**

安すぎる古いコインは、ほとんどが罠だ。市場は常に新しい概念や期待、新しい流れを追い求めている。いわゆる「バリュー投資」の精神にとらわれすぎて、財布を空にしないように。

**デリバティブ（契約）について：できるだけ触らないのが吉**

私も経験があるが、最高峰の時には口座残高が8桁に達したこともあったが、そのたびに爆損して何度も破産寸前になった。もし本当にやるなら、次の3つの鉄則を守ること：

- ポジションは常に余裕を持つ
- レバレッジは5倍以内に抑える
- 損切りは本能的に素早く行う

**サイクルについて：これは絶対的な法則だ**

4年周期で回る。ブルマーケットの終わりには、すべての山寨コインを処分しきるべきだ。周囲の人が「どのコインが10倍になるか」と話しているのを耳にしたら、もうピークに達している証拠だ。もしこのタイミングで逃げ遅れると、その後の熊市では資産の90％が蒸発するのを見せつけられる。

私は、多くの人がブルマーケットで1年稼いでも、熊市のたった3ヶ月で全部吐き出してしまうのを見てきた。特に天賦の才も内幕情報も持ち合わせていないが、この「愚直なやり方」で今までやってこれたし、多くの自称賢い人よりも豊かに暮らしている。

だから、もしこの世界で長くやっていきたいなら、「一攫千金のコイン」を追い求めるのはやめた方がいい。まず自分に問いかけてほしい——もしも半値になっても、また半値になっても耐え続けて生き残れるかどうか。

この市場にはチャンスは溢れているが、最後まで生き残る人こそが勝者だ。