金曜日は不安定な日となりそうです。重要な経済指標が次々と発表され、市場は大きく揺れる可能性があります。非農雇用統計は政府の一時停止により発表の可否が不確定で、夜11時にはさらに二つのデータが控えています。この動きには大きな仕掛けが隠されているかもしれません。昨日と今日の市場動向を整理し、把握しておきましょう。

BTCは昨日、100,588ドル付近から反発し（これは私が以前述べた第二のサポートラインです）、一気に102,200ドルまで上昇し、およそ2,000ポイント上げた後、再び下落しました。最近は長期保有を考えず、ボラティリティのある相場では柔軟に対応し、利益が出たらすぐに撤退するのが賢明です。

昨日、100,588ドルから101,000ドルの間で買いポジションを持った方は、利確ポイントを次のように設定できます：まず102,200ドルは第一の壁であり、ここで一度調整が入る可能性がありますが、空売りは急ぎません。次に102,888ドルは第二の抵抗線で、同様に反転の可能性があります。目標の105,300ドルにはまだ到達していません。実際、高値での利確は弱気の表現の一つです。直接空売りを仕掛けるとリスクが高いため、慎重に行動しましょう。

本日注目すべきBTCの買いエントリーポイントは以下の通りです：100,588ドル（心理的節目）、99,188ドル（過去の安値を何度も試したポイント）、極端な場合は95,000ドル（大きな悪材料がなければ到達しにくいです）。

ETHは昨日、3340ドルのサポートに触れたまま、現在もその付近で推移しています。買いエントリーや追加買いの位置は変わらず維持します。

今日のETHの注目サポートラインは：3200ドル、3088ドル、そして極端な場合の2888ドル（こちらも大きな悪材料がなければ到達しにくいです）。

もし昨日のポジションを持ち続けているなら、計画的に段階的に利益確定を行うことを推奨します。価格が本当に下落した場合は、3088ドルや2888ドルといった極端なポイントでのみ追加買いを検討し、31X付近のレベルはあまり意味がありません。利確は戦略に従い、BTCの動きと同期させて行うのが安全です。

正直なところ、現在の多頭はやや弱気な状態です。無理にポジションを増やすのは避け、重要なポイントや極端な価格帯でのみ取引を行いましょう。中間の上下動は耐えるだけで十分です。リスク管理は徹底してください。BTCのロングポジションは全ての資金の80%以下に抑え、ETHは2000ドル以下にコントロールしましょう。楽観視せず、慎重に行動してください。