深夜12:30、米国株式市場と暗号通貨市場が同時に急落。リスク回避の感情が瞬時に火をつけた——あの『大空頭』の原型となった人物がすでにNVIDIAの空売りを始めている（後で詳しく話す予定）、その日のアメリカの大手企業の時価総額は一兆ドルも蒸発した。暗号通貨市場では、ブラックロック、フィデリティ、グレースケールといった大手機関投資家が異例の現物売却を行った。

しかし、市場には例外もある。ストレージ関連のFILとARはこの数日逆行高を見せており、短期的に波動のチャンスがあるため注目に値する。また、今夜の非農業部門雇用者数（非農）データはまたもや弱気予想——米国政府のシャットダウンが続いており、既に2か月連続で非農データが発表されていない。

テクニカル面では、ビットコインは昨日の昼間まるで眠っているかのようだったが、深夜に一気に重要サポートの101,500を割り込んだ。今はリバウンドして上回っているものの、安定しているわけではなく、様子見が必要だ。長期的には、100,500が底、104,500が天井の範囲で、全体として箱の中での震荡状態。短期的には、急落の後も買いと売りが拮抗しており、上昇も下落ももたついている。

イーサリアムとSOLの動きも似ている。ETHは3,270-3,450のレンジ内を行ったり来たり、SOLは154-163の範囲。レンジを突破するまでは、シンプルな戦略：高値で売り、安値で買いを続ける。

メジャーコインは最近全体的に混沌としているが、唯一ZECだけは明確なシグナルを示している——今もなお強気の上昇トレンドが続いている。調整局面でも小規模なものにとどまり、資金費率も依然マイナスのまま。今の段階で無理に空売りを仕掛けると、ロスカットされやすいだけでなく、資金費率の負担もかかるため、あまり賢明ではない。