誰かが遅すぎるとよく言う。でも正直に言えば、暗号市場は決してチャンスに欠かない——山頂に立つ人がいる一方で、谷底で待ち伏せている人もいる。波動にやられて損切りした人たちは、忍耐強いトレーダーにとって突き抜ける余地を与えている。重要なのはいつエントリーするかではなく、混乱の中で自分のリズムを見つけられるかどうか、狂乱の時にブレーキをかけられるかだ。

今週末の相場は、買いと売りが激しくぶつかり合った。ほとんどの時間を狭いレンジ内で行きつ戻りつしていて、方向感が掴みにくかった。ビットコインは日曜日にまず下落を続け、最安値は101,300まで下がったが、その後買いが反発し上昇に転じた。夜には加速して上昇し、最高値は104,180に達した。イーサリアムも似た動きで、最初に3,356の安値をつけたが、その後の反発はかなり強く、最高反発は3,563付近で止まった。

私は土曜日に103,100付近でショートポジションを持ち、予定通りに撤退した。ビットコインはこの動きで1,600ポイントの利益を得た。イーサリアムは3,450でショートを持ち、深夜に89ポイントを獲得して撤退した。これは土日早朝に判断した売りの戦略とほぼ一致している。日曜日の夜には戦略を調整し、買い反発を見始めた——103,000付近に置いた買い注文は900ポイントの利益を出し、イーサリアムの3,465の買いも80ポイント取った。

4時間足を見ると、早朝の長い陰線が上部のトレンドラインを押し下げた後、今は中間線の上で支えられ、明らかにレンジ相場に入っていることがわかる。この陰線は実体が太く、下影は短く、朝の売り圧力が優勢だったことを示している。価格が中間線のサポートに触れて小幅に反発している。15分足に切り替えると、調整過程で小型のヘッドアンドショルダーの底型が形成されているのがわかる——右肩が完成し、ネックラインを突破できれば、新たな上昇局面が始まる可能性がある。

ただし、KDJ指標はまだ50の中央線の下でうろついており、市場は完全に弱気局面から抜け出していない。したがって、短期的な戦略としては、深夜も反発と売りの両方を見ながら臨むのが良い。

操作方針：
ビットコインは104,000付近でショートを検討し、ターゲットは102,000を目指す。
イーサリアムは3,550付近でショートし、ターゲットは3,450〜3,400の範囲を狙う。