# XRPの大逆転：法廷闘争が終結、ETFが間近に登場

2025年はXRPにとって転換の年となるかもしれません。5年に及ぶ法的闘争を経て、SECとRippleはついに和解に向かっています——8月15日の期限が迫る中、SECは控訴を断念する見込みです。

これは単なる訴訟の勝敗ではなく、暗号資産規制の方向性が根本的に変わることを意味します。新任SEC議長Paul Atkinsの就任後、姿勢は180度転換し、「Project Crypto」による暗号資産規制フレームワークの改革を発表しました。

**データはこちら：**
- XRPは今年7月に過去最高値を更新し、$3.40を突破、7年ぶりの記録
- 11社の大手資産運用会社がXRP現物ETFの申請を競い合い、ブルームバーグのアナリストは承認確率95%と予測
- ProShares Ultra XRP ETF（UXRP）は7月にすでに承認され、最初の壁を突破
- 最近の機関投資家による大量買い：310万XRP（$10億相当）が調整局面で吸収

**主な転換点：**
カナダでは6月に3本のXRP現物ETFが開始され、米国もこれに続いています。Grayscaleの$21億規模のXRP信託はETFへの転換が期待され、Franklin TempletonやBitwiseなども承認待ちの列に並んでいます。

さらに興味深いのは、CEOのBrad GarlinghouseがXRPを米国の戦略的デジタル資産リザーブに組み込む可能性を示唆したことです——これは1年前には考えられなかったことです。

かつては取引所から上場廃止された「問題児」だったXRPが、今や機関投資家の寵児となっています。XRPの物語は、今の暗号資産規制再編の縮図そのものです。

今問われているのは「XRPが成功するかどうか」ではなく、「どれだけ早く成功するか」です。