POSCOのPKX、戦略的パートナーシップを通じてLFPバッテリー材料に進出

POSCOホールディングスのPKXは、CNGRおよび韓国の子会社FINOとの新たに締結したジョイントベンチャーフレームワークを通じて、リチウム鉄リン酸(LFP)正極材料セクターへの参入を加速させています。このパートナーシップは、韓国の安養にあるFINOの施設で正式に締結され、同社のバッテリー材料多角化戦略において重要なマイルストーンとなります。

パートナーシップの詳細と生産ロードマップ

この協力関係は、POSCO Future Mが2024年にCNGRおよびFINOと共同で設立したCNP New Material Technologyに基づいており、二次電池材料の能力拡大を目的としています。新しい合意の下、コンソーシアムは、浦項の盈進湾総合工業団地に専用のLFP正極生産施設を建設します。

この事業は段階的なスケジュールに沿って進行し、建設開始は2026年を目標とし、商業規模の生産は2027年に開始される予定です。施設は大規模な拡張を想定して設計されており、最終的な生産能力は年間50,000トンに達する見込みです。

短期的な生産戦略

市場の機会を認識し、POSCO Future Mは、浦項の既存の高ニッケル生産インフラの一部をLFP出力に転換することで即時の対応を取っています。この並行戦略により、市場への迅速な浸透が可能となり、最初の供給は2026年後半にも期待されており、専用施設の完全稼働前に供給が始まる見込みです。

LFP採用における市場ポジショニング

LFP技術は、三元系化学組成と比較してエネルギー密度は低いものの、コスト効率の優位性、長寿命、安全性の向上により、エネルギー貯蔵システム(ESS)やマスマーケットの電気自動車での採用が急速に進んでいます。

PKXの株価パフォーマンスは、セクターへの市場の信頼を反映しており、業界全体の拡大率48.2%に対し、株価は年間19.2%上昇しています。POSCOは、包括的なLFP正極能力の確立と、CNGRおよびFINOとの製造、イノベーション、市場開発における協力関係の深化を通じて、このセグメントでの需要拡大を取り込む位置付けを進めています。

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